Trieste - Aquileia - Grado
その街へ足をのばしたのは、ユーゴスラヴィアとの国境近くの街に住む友人を訪ねた時。せっかく国境近くまできたのだから、隣の国を覗いてみたいと思っていた。 | ![]() |
実際、ラウラはユーゴに買い物に行くことも多いといっていた。敏感なラウラの肌は、イタリア製やフランス製の化粧品を受け付けない。愛用しているのは日本製のS。でも、Sは高いから口紅やアイシャドウはユーゴで安価なものを買い求めるのだと言っていた。 |
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そんな話を聞いていたから、ここからユーゴへ行くことはそれほど難しいこととは思っていなかった。 シモーネにそのことを話すと、いろいろな制約もあるし、第一、観光するようなところがないから、楽しくないだろう、見るべきところならイタリアにたくさんある、と。それもそうか。 そして、いくつかの街を巡ることになった |
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歩き疲れて、トリエステでBARに入る。カプチーノを運んできた女性は愛想なく「ヅッカ」と言って砂糖のビン(傾けると1回分が出る、あれだ)を置いていった。この街では、英語より、ドイツ語を話す外国人のほうが多いのかもしれない。 |
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