CinemaItalia
映画祭情報 > イタリア映画祭 2004

イタリア映画祭 2004 (4/29 〜5/4/2004) 会場:有楽町朝日ホール

テーマ: 記憶の旅 Viaggio nella memoria
チケットの購入方法、会場へのアクセス方法等の詳細は
オフィシャルサイトで。

         
4/29 カテリーナ、都会へ行く12:00〜 トニオの奇跡
14:15〜
子供たち
16:30〜
開会式心は彼方に
18:50〜
4/30 輝ける青春
11:30〜 (14:35〜15:00休憩)
過去の力
18:45〜
5/1 カリオストロの帰還
11:00〜
向かいの窓
13:20〜
座談会
15:30〜
愛という名の旅
18:00〜
5/2 心は彼方に
11:00〜
過去の力
13:20〜
夜よ、こんにちは
16:00〜
カテリーナ、都会へ行く
18:30〜
5/3 トニオの奇跡
11:00〜
愛という名の旅
13:20〜
カリオストロの帰還
15:45〜
向かいの窓
18:15〜
5/4 子供たち
11:00〜
輝ける青春
13:30〜 (16:35〜17:00休憩)

TOP

上映作品 (参考:TAMTAM

Attenzione!
以下の作品解説にはいわゆるネタバレが含まれている場合があります。
ネタバレ部分は背景と同色で記載していますので、読みたい方は"不自然な空白部分を反転して"お読みください。

愛という名の旅 / Un viaggio chiamato amore

<ストーリー>

1916-1918年。
シビラは教養のある40代の女性で、魅力的で自立している。かつてはリーナと名乗っていたが、彼女がわずか10代のときに自殺しようとした母親や、彼女を誘惑し、妊娠させ、絶望させた、欲深で暴力的な夫から逃げ出そうと故郷を離れた。

シビラがすべてを、溺愛している息子ワルテルさえも、手放すという苦渋の決断を下したとき、彼女はまだ若く、傷つきやすく、そして途方に暮れていた。だが、現在--戦争前の時期--のシビラはフィレンツェに住み、まるで別人のようであった。友人たちは政治家、画家、作家であり、みながシビラをすばらしい作家で、知的であると認めていた。

シビラの人生に若いディーノ・カンパーナ –-20世紀最大の詩人-- が割り込んできた。ディーノが誰よりも大切な人になるまで、時間はかからなかった。感傷的で情熱的な関係が始まった。最初に交わした手紙は形式的なものであったが、それがふたりの出会いのきっかけとなった。ディーノに会いにトスカーナの小さな田舎町へ出向いたとき、心の奥底ではすでに、これから起こることに気づいていた。

<!>

  • 実在の作家シビラ・アレラモと詩人ディーノ・カンパーナの往復書簡を元に本作品の脚本が書かれた。

  • イタリア版DVD(イタリア語/英語の字幕付き)の映像特典には、予告編や数種のTVスポットと合わせて、ヴェネツィア映画祭でステファノが主演男優賞を受賞したときの様子(TVスポットの一部)も収録されている。

<レビュー>

  • DVDです。1回目原語字幕なしで、2回目英語字幕で見終わったところです。
    実在の作家SIBILLA ALERAMOと詩人DINO CAMPANAをめぐるお話。
    (私はどれくらい有名な人物のか知らないのですが)
    20世紀初頭の時代背景とfirenze,appenniniの風景も美しく。
    SIBILLA役のLAURA MORANTEは「息子の部屋」のお母さんですね。
    DINO役は我らがSTEFANOです。大変難しく、クセのある個性的な役で、ブチキレシーンは強烈。
    可愛い黒猫を首に巻いてる(猫マフラー?!)ところが印象に残っています。
    詩を詠うシーンはイタリア語のままで聞いた方がよいでしょう。せっかくの美しい響きが他言語に訳されてしまうと興ざめです。(STEFANOの声がとても魅力的!)
    芸術性の高い作品といいましょうか。あまりにも繊細すぎる感性と狂気。
    日本で公開されたらきっとR−15指定は間違いないでしょう。
    「LE FATE IGNORANTI」とはどっちが好きかなあ。作品カラーが違いすぎるので・・・。

    「詩人」というアーティスティックな役柄のせいなのか、今までとは違ったStefanoに出会えること間違いなしです。日本でいえばトレンディドラマばかりやってた俳優が明治の文豪役をやるようなもんですから。
    何回も見ちゃってもうテーマ曲が頭の中でリフレインしちゃってます。
    (茶緒さん)
     

  • DVDを観ました。英語字幕で1回観たのですが、詩や書簡など文章的な表現が多く含まれるせいか、字幕を追うのがたいへんでした(汗)。

    時代的には、ヘミングウェイの若き日の恋を描いた「ラブ・アンド・ウォー」と同じ。舞台はトスカーナですが、途中Goriziaで負傷した友人の話などが出てきて、「ラブ・アンド・ウォー」と同じく、ユーゴとの国境が最前線であったことが伺えます。

    実在の芸術家ふたりの出会い、恋愛、そしてすれ違いが描かれていますが、ストーリーそのものは、ひねりもなくシンプルなもの。実話を元にしているというものの、ヨーロッパの文芸作品を観ているようでした。

    ディーノは、エキセントリックなところがあって、独占欲が強く、のめりこみやすい、激情のひと。シビラは、自立していて、リベラルで、社交的なひと。実際のふたりがそういうタイプだったのかもしれませんが、芸術家といわれる人に対するステレオタイプな描き方にも思えます。

    印象的だったのは、タイトルにもなっている詩をディーノが詠うシーン。のどかな雰囲気で、他の部分とは対照的に、穏やかさが際立っています。

    「無邪気な妖精たち」となら、私は「無邪気」のほうが好き。ふたりの変化していく心理の描写が丁寧だったように思います。(きみち)


ロケ地 / フィレンツェ、トスカーナ


製作 / 2002 イタリア
監督 / ミケーレ・プラチド

キャスト / ディーノ・カンパーナ…ステファノ・アッコルシ
     
(2002年ヴェネツィア映画祭主演男優賞受賞)
シビラ・アレラモ…ラウラ・モランテ

関連書籍 / 須賀 敦子 『イタリアの詩人たち』 青土社 … ディーノ・カンパーナを始め、5人の詩人の作品と生涯が簡潔に綴られている。残念ながら、映画中に引用されている「Batte botte」「In un momento」は、収録されていないが、カンパーナに関して日本語で読める書籍は、今のところ他にはないようである。

TOP

カテリーナ、都会へ行く / Caterina va in città

<ストーリー>

13歳のカテリーナの視線で語られるローマの左派と右派のライフスタイル。カテリーナはイタリアの首都・ローマへ、電車で1時間ほどの小さな街から引っ越してきたばかりなのだが……。

<レビュー>

  • かわいい〜、カテリーナ。あんなパパとママのもとで育てば、俄然しっかりするはずですね。うん、特にラストとか、かわいいなあ。運転手がダニエラにビンタしたときは、すーっとしました。ほんとに、ワルガキどもめ!

    ベニーニも登場したデモの移民排斥法は、旅行者でも8日間以上は滞在許可証が必要、というあの法律ですね。法律施行後の旅行で今まで1回も滞在許可証とってないけど。

    マルゲリータ「ママ」は、そうですね、助演賞ってほどでもないですね。ボケボケぶりは面白かったけど。
    モンタルト・ディ・カストロってどこ?さがしてみると、Fiumicino空港からずーっと海岸沿いに北上すると、トスカーナ州の境にありました。 (茶緒さん)

  • ほんと一般公開向きだと思ったんですが、実際はどうなんでしょうね〜
    微妙にイタリア国内の情勢がわかってないと、意味わからんって感じもあったし・・

    私は運転手のダニエラへのビンタには愛を感じたんですが、深読みしすぎでしょうか?

    この映画も「向かいの窓」の彼が結構ポイント高くて、好きです。
    でも、最後の最後の「ブラボー、カテリーナ」の声がまたいとこの声に聞こえて微妙です・・。 (niraさん

  • 父親の都合で、田舎町からローマへ引っ越してきた13歳のカテリーナを中心としたストーリーで、いろいろな意味で大都市の生活になじめない家族の姿が描かれています。

    主役のカテリーナは、かわいい顔立ちをしているんだけれど、おっとりしていて役にぴったり。新しいクラスは、女の子たちがグループ化していて、「こういうのってどこにでもあるんだ」という感じ。さらにリーダー格の女の子ふたりが、著名人の娘だったりするから話はさらにややこしいことに。その中で、振り回されつつも、自分を取り戻していくカテリーナがよかったです。

    お父さんはセルジョ・カステリット。昨年の「母の微笑み」とはうって変わって、ちょっと情けない、しかし”突っ走る”タイプの父親。最後まで、突っ走っていってしまいました。お母さんはマルゲリータ・ブイ。大都市のペースどころか、家族の会話のテンポにもついていけない、お母さん。ストーリーに占めるウエイトは大きくないんですが、良い味を出していました。(ダヴィッド・デ・ドナテッロの助演女優賞をもらうほどとは、思いませんが)

    クレジットが流れている横に、「その後」のシーンも少し出てきますので、最後まで見ることをお薦めします。(きみち)


ロケ地 / ローマ


製作 / 2003 イタリア
監督 / パオロ・ヴィルツィ

キャスト / カテリーナ … Alice Teghil
カテリーナの父 … セルジョ・カステリット
カテリーナの母 … マルゲリータ・ブイ

TOP

トニオの奇跡 / Il Miracolo

<ストーリー>

ある日、車にひかれてしまった12歳の男の子、トニオのストーリー。感覚をなくす直前、トニオは自分の人生を変えてしまう何かを見た。病院で昏睡状態から目覚めた時に、偶然、瀕死の患者に触れた。 心電図のモニターでは波形がフラットになっているのに、トニオが近づいて触れると、その人の心臓は再び動き始めたのだ。これは奇跡なのか?


ロケ地 / ターラント


製作 / 2003 イタリア
監督 / エドアルド・ウィンスピア (「血の記憶」)

キャスト / トニオ … クラウディオ・ダゴスティーノ
ピエトロ … カルロ・ブルーニ
チンツィア … ステファニア・カッシャーロ
アンナリーサ … アンナ・フェルッツォ

TOP

子供たち / Figli - Hijos

<ストーリー>

遠く離れた国で、出産中 の女性がいた。2人の軍人がこどもを連れて行くために外で待っている。こどもは、男女の双子だった。医師 が女の子の方を匿っている間に、軍人は男の子の方を連れ去った。女の子はローザと名づけられた。

20年後、ブエノス・アイレス。ローザは、この世界のどこかにいるはずの兄を探していた。ようやく兄を見つけ出したローザは、ミラノに住む兄にメールを送ってみた。返事は来なくても、ローザは兄に会うことを決意し、ミラノへ飛んだ。ハビエルはパラシューティングが好きな学生で、心配性の母とパイロットの父と暮らしていた。

ローザからのメールには、すべてが綴られていた。自分とローザとの関係、ふたりの別離の裏にある信じがたい理由、行方の知れない両親、ハビエルを力づくで奪った養父母。何一つ信じられなかったが、ハビエルの生活には浸食する酸のように疑念が生まれていた。


ロケ地 /


製作 / 2002 イタリア
監督 / マルコ・ベキス

キャスト / ハビエル … カルロス・エケヴェッリア
ローザ … ジュリア・サラーノ
ヴィクトリア(ハビエルの母) … ステファニア・サンドレッリ

TOP

心は彼方に / Il Cuore Altrove

<ストーリー>

1920年代のローマとボローニャでの痛烈なできごと満載のコメディ。35歳、シャイで、学問一辺倒の不器用な男、ネッロ・バロッキは、バリバリのビジネスマンで、女たらしで、なぜか法王の仕立て屋をしている父のはからい(差し金?)でボローニャの高校で教師をすることになった。跡継ぎを待ち望む家族は、自由な都市で生活すれば、ネッロにも結婚相手が見つかるだろうと考えたのだ

ボローニャに着くと, ネッロはアラベラが経営するペンシオーネで暮らすことにした。そこで彼は、ナポリ人の床屋とルームメイトになり、彼のアドバイスのおかげで、ことのなんたるかを徐々に理解した。教師という職業を天職と感じ始めていたが、結婚相手探しの方は、全くダメだった。偶然か神のはからいか、盲目の女性の家で行われたダンスパーティーに出かけるまでは。

ネッロは「ファム・ファタール」に出会った。名前はアンジェラ・ガルディーニ、ボローニャで一番の美人で開放的な若い女性だった。彼女がネッロの人生を、すっかり変えてしまった。これが、誠実で世間知らずな男と、事故で視力を失ったとびきりの美人とのちょっと変わった関係の始まりだった。2人のアウトサイダーの予測不可能なラブ・ストーリー。


ロケ地 /


製作 / 2002 イタリア
監督 / プーピ・アヴァーティ

キャスト / ネッロ … ネリ・マルコレ
チェーザレ(ネッロの父) … ジャン・カルロ・ジャンニーニ
アンジェラ … ヴァネッサ・インコントラーダ

TOP

輝ける青春 / La Meglio Gioventu'

<ストーリー>

60年代末から現代までのイタリアの家族を描いたストーリー。ニコラとマッテオ兄弟の人生がストーリーの主軸となる。初めは、同じ夢を持ち、希望も、本も、友情も共有していた。精神に障害のあるジョルジアとの出会いが、兄弟の将来を決定づけた。ニコラは精神科医になることを決意し、マッテオは勉学をあきらめ警察官になった。

本作では、イタリア史における最も重要なできごとと場所が取り上げられている。フィレンツェの洪水、シチリアでのマフィアとの抗争、時代を象徴する歌、70年代トリノの肉体労働者、80年代のミラノ、学生運動、テロ、90年代の危機、近代国家を再構築し、復活させようとなされた努力。登場人物は、夢を追うことには消極的だ。歴史に躓き、成長し、傷つけあい、新たな幻想を抱き、自らを再び危険にさらす。

「La Meglio Gioventu -- 輝ける青春」とは、フリウリの詩人、ピエル・パオロ・パゾリーニの詩のタイトルでもあり、 Alpine troopsの古い歌のタイトルでもある。それは、現実社会の矛盾に、率直で暴力的な激情に、時には世論とずれた権力に、妥協することなく、少しでも良くしようと努力した世代のポートレイトなのだ。

<レビュー>

  • 前後編計6時間強の『輝ける青春』が印象的でした。途中25分ほどの休憩が入ったこともありましたが、やや睡眠不足だったのにもかかわらず最後まで見通すことが出来たのは、やはり作品に観客を魅了する力があったからだと思います。1966年から2003年までの中産階級のある一家族の歩みを描いたもので、思っていた(期待していた)ほどは当時の政治的問題が正面に出てきてはいなかったのですが、その分家族の絆や様々な感情が丁寧に描かれ、ドラマとして力のある作品になってました。

    遅ればせながら、ルイジ・ロ・カーショとマヤ・サンサをこの映画で初めて知り、2人のしなやかな演技に魅せられました。2人が共演している『夜よ、こんにちは』も観たいのですが、今回は残念ながら。あのコケテッシュな魅力のあったアドリアーナ・アスティがすっかりおばちゃんになり母親を演じていましたが、大きな目はそのままで、悲しみや絶望、空虚、そして喜びをあの目で見事に表現していてお見事!!『助演女優賞」をあげたいくらい。

    ローマの家族なのですが、ローマ以外にトリノ、シチリア(パレルモとストロンボリ島)、トスカーナの田舎(Val d'Orcia ?こんなような名前)、フィレンツェ、そして、ノルウェーと舞台はいろいろで、こういった様々な舞台の風景・光景も楽しめます。 (Ntoniさん)

  • 涙、涙の感動巨編「カラーティ家の人々」。ニコラが主人公なのでしょうが、まわりの友人、恋人達もしっかりと描かれているので、あえて主人公を決めない方がいいでしょう。終盤で「イタリア銀行」カルロがイタリアについて語る言葉がちょっと考えさせられました。

    ルイジ・ロ・カーショは、ちゃんと年とっていってオヤジになっちゃいましたね。それから、ジャズミン・トリンカが印象的でした。「息子の部屋」のお姉さん。

    後半でプリントが切れるアクシデントがあり、数分中断しましたが文句を言う人もいなかったのは、作品が素晴らしかったからでしょうね。パンフレットのあらすじでミスプリントを見つけました。ニコラとマッテオの間違い。登場人物が多すぎてわけわかんなくなっちゃったんでしょうか、石田美樹さん。 (茶緒さん)

  • 6時間。ほんと飽きることなく観てました。(お尻は痛いけど)いい締めくくりになりました。

    私ももっと、政治的な要素の大きい映画かと思ってたんですが、そうでもなく、どちらかというとほんとある一家族の大河ドラマでした。 (
    niraさん

  • イタリア映画祭で「輝ける青春」を見て、あまりにも感動して余韻にひたっています。ルイジ・ロ・カーショ、マヤ・サンサ、アドリアーナ・アスティをはじめ出演者の演技が素晴らしかったです。題材的にけっこうむずかしいのかなと思ったし、6時間ということで見ることを迷っていましたが、見る価値のある映画でした。

    ある家族の40年間のドラマですが、イタリアで起こった事件が要所要所におりこまれて、私も一緒になって笑って泣いていました。希望のあるラストがいいです。なんだか人生はいろいろなつらいことも多いけれど、静かに時は流れていき、生きることは素晴らしく価値があることなんだと感じました。ひとつ、マッテオの心情が少し説明不足だと思いました。でも私にとって今年の最高作です。見逃した友達に是非見てほしいと思っているのですが、一般公開の可能性はあるのでしょうか? (みこさん)

  • 確かに上映時間が長いのと、端折ってしまったような部分もありましたが、もともとがTV用ドラマだったと思えば、イタリア近代史を簡潔に見ることもできる大河物として上出来に仕上がっていたと思います。

    ラスト近くでニコラが幼い甥に「マッテオは、いつも勇敢だったけれど悲しげだった。神様が、他の人より先に連れて行ってしまうことを知っていたからだね。」と話してあげるシーン、胸に沁みました。ずっと忘れられません。やはりもう一度、観てみたいです。体力勝負の映画でもありますが!

    イタリアやフランスではDVDは既に発売されているようですので、私は早速購入を考えています♪日本での発売を期待するのは厳しいですかねぇ。。。

    それと幸運なことに、私は上映後にルイジ・ロ・カーショさんとお話することができました。「日本語で書けたらいいんだけどね〜」なんてニコニコして仰ってサインもいただけました。スクリーンで見るより、ずーーーっと小柄で不思議な感じがしましたが、真っ直ぐな黒瞳の眼差しがとても印象的で、ガッシリと握手した時の意外な力強さに、「あー、ニコラだなぁ」なんて思いました(笑)。 (はなさん)


ロケ地 /フィレンツェ、ローマ、ストロンボリ、トリノ、ノルウェー


製作 / 2003 イタリア
監督 / マルコ・トゥーリオ・ジョルダーナ

キャスト / ニコラ … ルイジ・ロ・カーショ
マッテオ … アレッシォ・ボーニ
ジョルジア … ジャスミン・トリンカ (「息子の部屋」)
アドリアーナ(母親) … アドリアーナ・アスティ

媒体 / DVD
Official site
Official site (英語)

TOP

過去の力 / La forza del passato

<ストーリー>

互いに完全に分かり合えはしなくとも、大切な人と長年一緒に暮らしていくことはできる。しかし、取り立てて知ろうとはしないが、大なり小なり秘密があるものだということは、暗黙の了解だ。40歳で、児童小説の作家として成功しており、結婚していて8歳の息子もいるジャンニ・オルザンは、そんなことを考えたこともなかった。軍人だった父親とは良い関係を築けないまま、1週間前に父を亡くした。

ある晩、父の古い友人だというジャンニ・ボリアスコが現れ、彼の父親が実はKGBのスパイであったことを告げた。同時に、妻のアンナが裏切ったことも知った。ジャンニ・オルザンの世界は、たった4日間で崩れてしまった。

原作はサンドロ・ヴェロネージの同名小説。


ロケ地 /


製作 / 2002 イタリア
監督 / ピエルジョルジョ・ガイ

キャスト / ジャンニ・オルザン … セルジョ・ルビーニ
ボリアスコ … ブルーノ・ガンツ
アンナ … サンドラ・チェッカレッリ

TOP

カリオストロの帰還 /

<ストーリー>

 


ロケ地 /


製作 /
監督 /

キャスト /  

TOP

向かいの窓 /

<ストーリー>

 


ロケ地 /


製作 /
監督 /

キャスト /  

TOP

夜よ、こんにちは /

<ストーリー>

 


ロケ地 /


製作 /
監督 /

キャスト /  

TOP

本文中の画像は掲載の許可を受けております。転載はご遠慮ください。