イタリア映画のひとびと > P-T
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◆ Paolo & Vittorio
Taviani パオロ・タヴィアーニ & ヴィットリオ・タヴィアーニ |
パオロ (1931 〜 )、ヴィットリオ(1929
〜 ) サン・ミニアート (ピサ近郊)、 イタリア 生まれ |
作品
* (P)は、パオロのみ携わった作品
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兄弟の共同監督で映画を製作する。ピサ大学で学んだ後、劇団を結成し公演を行ったり、シネ・クラブを組織したりしていたが、ロッセリーニの「戦火のかなた」に深い感銘を受け、映画の道へ。 オルシーニとの共同監督で映画監督の道をスタートするが、67年以降は兄弟だけで作品を手がけるようになる。 テーマは様々だが、その作品もイタリアの社会、風土に根づいたものをテーマとしている。
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◇ Philippe Noiret フィリップ・ノワレ | (1930/10/1 〜 2006/11/23) ノール、 フランス 生まれ |
主な出演作
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フランスの俳優であるがイタリア映画にもたびたび出演。その”おやぢっぷり”を披露している。 |
◆ Pier Paolo Pasolini ピエル・パオロ・パゾリーニ | (1922/3/5 〜 75/11/2) ボローニャ、イタリア 生まれ |
作品
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奇才、鬼才と評される映画監督。映画監督であると同時に、詩人であり小説家でもある。 作品は神話や福音書などに取材したものもあるが、時代考証などは無視した作りであったり、素人を俳優に起用したり、独創的である。また、問題作とよばれる作品も多く、「猥褻」「キリスト教の侮辱」などの理由で訴えられることもしばしばあった。自身の同性愛スキャンダルも含め、生涯で計33の訴訟を起こされる。
パゾリーニの死については今を持ってはっきりとしない部分があるが(ペロージという青年に撲殺されたというのが通説)、その死を悼んでオスティア海岸イドロスカロの遺体発見現場には白い →
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◆◇ Pietro Germi ピエトロ・ジェルミ | (1914/9/14 〜 74/12/5) ジェノヴァ、イタリア 生まれ |
作品
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映画監督として名を知られているが、監督だけではなく俳優としても活動、他監督の作品にも出演している。当初は社会派のネオ・レアリスタであり、社会派ドラマの作品が続いた。代表作「鉄道員」でメロドラマ路線へ転じたが、「イタリア式離婚狂想曲」で、再度路線変更して、以降コメディ作品を残している。
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◆◇ Roberto Benigni ロベルト・ベニーニ | (1952/10/27 〜 ) ミザルコルディア、アレッツォ、イタリア 生まれ |
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”イタリアのチャップリン”、”イタリアのウッディ・アレン”と称される俳優及び映画監督。70年代初めに舞台・TVなどで脚本家兼スタンダップ・コメディアンとして活動していたが、その後映画の道へ進み、86年の「ダウン・バイ・ロー」出演で国際的に名が知られるようになる。 彼の製作する作品は、基本的にコメディのテイストが散りばめられ、彼自身のマシンガン・トークも加わって独特の作風となっている。 また、夫人は女優のニコレッタ・ブラスキ。彼の監督・出演する作品に名パートナーとして出演している。 → Fan page
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◆◇ Roberto Rossellini ロベルト・ロッセリーニ | (1906/5/8 〜 77/6/3) ローマ、イタリア 生まれ |
作品
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ネオ・レアリズモも巨匠と呼ばれる監督のひとり。「無防備都市」「戦火のかなた」「ドイツ零年」は戦後三部作といわれ、アメリカの映画監督、オットー・プレミンジャーは「映画の歴史は二分される『無防備都市』以前と、それ以後だ」といったほど、反響は大きかった。 女優・イングリッド・バーグマンとのロマンスは有名で、「ストロンボリ」以降一緒に映画を撮るが、興行的に失敗、バーグマンの人気も下降するという結果になってしまった。(バーグマンとは57年に離婚) 晩年はTV用の歴史映画を手がけた。
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◇ Salvatore Casio サルヴァトーレ・カシオ | ( ) キューザ・スクラファニ村、シチリア、イタリア 生まれ |
主な出演作
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「ニュー・シネマ・パラダイス」の子役”トト”として知られている。 俳優としての仕事は左の2本の他、TVシリーズ1本を含む5本のみ(日本未公開)で92年の「Jackpot」出演を最後に映画界からは遠ざかっている。現在は父親の経営するスーパーの店長として働いている。 → Related page |
◇ Silvana Mangano シルヴァーナ・マンガノ | (1930 〜 1989) ローマ、イタリア 生まれ |
主な出演作 | ヴィスコンティ、パゾリーニ作品の常連。46年にはミス・ローマに選ばれ、ファッション・モデルとして活動していた。後年の気品のある役柄とは違い、初期の作品はセクシーさを強調するようなものであった。 |
◇ Stefano Accorsi ステファノ・アッコルシ | (1971/3/2 〜 ) ボローニャ、イタリア 生まれ |
作品
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マストロヤンニ以来の大物色男系俳優、とされる俳優。 1990年高校卒業後、Pupi Avati監督によりFratelli e Sorelleに抜擢される。映画出演後、Alessandra Galante Garrone主催のボローニャの演劇学校に進み、1993年に卒業。 主演作は日本で一般公開されていないにもかかわらず、映画祭やイタリアで鑑賞したことをきっかけにファンになったひとも多い。 ルックスのみならず、「無邪気な妖精たち」で難役をこなし、評価される。Un viaggio chiamato amoreで、2002年ヴェネツィア映画祭にて男優賞を受賞。
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◇ Sophia Loren ソフィア・ローレン | (1934 〜 ) ローマ、 イタリア 生まれ |
主な出演作 |
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