CinemaItalia
映画祭情報 > 日本におけるイタリア年


日本におけるイタリア年”映画関連のイベント

1) イタリア映画大回顧 : 終了

2) イタリア現代映画祭  「イタリア旅行」 : 終了

3) ジュゼッペ・トルナト―レの世界 : 終了

4) ヴィットリオ・デ・シーカについての講演 : 終了

5) イタリア映画上映会「VIVA!FELLINI」 : 終了

6) 2001 Vittorio De Sica in Giappone : 終了

7) 珠玉のイタリア映画会〜「ボローニャ・ブックフェアinいたばし」 : 終了


1)イタリア映画大回顧
  2001年11月〜2002年2月
  国立近代美術館フィルムセンターにて

  《上映作品 − 製作年順リスト》

* 日本未公開作品であったものには「未」と表示
* ビデオ等のソフトが発売されているもの(廃盤を含む)は「ソフト有り」と記載
* 未公開作品が多い為、オリジナル・タイトルと製作年を明記

されどわが愛は死なず Ma l'amore non muore 1913  
カビリア Cabiria 1914   ソフト有
灰 Cenere 1916/ アッスンタ・スピーナ Assunta Spina 1915  
王家の虎 Tigre reale 1916    
大女優チカラ・フォルミカ  L'illustre attrice Cicala Formica 1920
妻たちとオレンジ 
Le mogli e le arance 1917
 
聖なる夜に A santanotte 1922  
いつまでも君を愛す T'amero sempre 1933  
ナポリのそよ風 Il signor Max 1937    
サルヴァトール・ローザの冒険  Un'avventura di Salvator Rosa 1940  
かしこまりました Sissignora 1942  
アルファ・タウ! Alfa Tau! 1942  
マロンブラ Malombra 1942  
慈悲なき世界 Senza Pieta 1948  
神秘の騎士 Il cavaliere misterioso 1948  
トトのイタリア自転車レース  Toto al giro d'Italia 1948  
にがい米 Riso amaro 1948    
沼の上の空 Cielo sulla palude 1949  
春が来た E'primavera 1950    
神の道化師 フランチェスコ  Francesco, giullare di Dio 1950   ソフト有
ある愛の記録 Cronaca di un amore 1950  
寄席の脚光  Luci del varieta' 1950 ソフト有
ミラノの奇蹟  Miracolo a Milano 1950   ソフト有
ベリッシマ  Bellissima 1951   ソフト有
ウンベルトD  Umberto D 1951    
高校三年  Terza Liceo 1953    
こんなに悪い女とは  Peccato che sia una canaglia 1954  
白い天使  Angelo bianco 1955  
 Il bidone 1955   ソフト有
現代の英雄 Un eroe dei nostri tempi 1955  
わらの男  L'uomo di paglia 1957    
情事  L'avventura 1960    
血ぬられた墓標 La maschera del damonio 1960   ソフト有
イタリア万歳  Viva l'Italia 1960  
ヘラクレスの復讐 La vendetta di Ercole 1960    
シシリーの黒い霧  Salvatore Giuliano 1961    
虎にまたがって  A cavallo delle tigra 1961  
鞄を持った女  La ragazza con la valigia 1961    
オルゴソロの盗賊 Banditi a Orgosolo 1961  
追い越し野郎  Il Sorpasso 1962    
山猫  Il gattopardo 1963    
婚約者たち I fidanzati 1963  
猿女  La donna scimmia 1964  
革命前夜 Prima della rivoluzione 1964   ソフト有
ポケットの中の握り拳 I pugni in tasca 1965    
彼女のことはよく知っていた  Io la conoscevo bene 1965  
続・夕陽のガンマン  Il buono, il brutto, il cattivo 1966    
危険分子たち  Sovversivi 1967  
男と5つの風船  Break up 1968  
トルコ人たちのマドンナ Nostra Signora 1968  
労働者階級は天国に入る La classe operaia va in paradiso 1971  
醜く、汚く、意地悪く  Brutti sporchi e cattivi 1976  
ローザのチャンス  La occasioni di Rosa 1981  
ユダの接吻  Il bacio di Giuda 1988  

TOP

2)イタリア現代映画祭  「イタリア旅行」
  テーマは「イタリア旅行」ということで、イタリア各地の土地の匂いにこだわって映画を撮る
  監督たちを選んだということです。映画でイタリア! ですね。  

各地のスケジュール

4/28-5/6 東京/千代田区/有楽町朝日ホール
5/11-5/13 宮城/仙台市/東北福祉大学
5/16-5/19 高知/高知市/高知県立美術館
5/30-6/3 愛知/愛知芸術文化センター
6/8-6/10 大阪/大阪市/大阪市旭区民センター
6/20-6/29 広島/広島市/広島市映像文化ライブラリー
7/8-7/15 福岡/福岡市総合図書館
9/23-9/30 京都/京都映画祭
11/16-11/18 新潟/上越市/高田中劇会館
12/8-12/9,12/15-12/16 群馬/群馬会館

  90年代の日本未公開のイタリア映画を10本上映

各作品の詳細はこちらに → (財)国際文化交流推進協会(エース・ジャパン)

 目をつむって Con gli occhi chiusi (1994)
   監督:フランチェスカ・アルキブージ (「かぼちゃ大王」「黄昏に瞳やさしく」)
   [シエナ]

 ぼくらの世代  La mia generazione (1996)
   監督:ヴィルマ・ラバーテ (エットレ・スコーラらの助監督を務めた女性監督)
   [シチリア、ミラノ、S. Agata dei Goti]

 アクロバットの女たち Le acrobate (1997)
   監督:シルヴィオ・ソルディーニ (「ベニスで恋して」)
   [トレヴィーゾ、ターラント、モン・ブラン]

 死ぬほどターノ Tano da morire (1997)
   監督:ロベルタ・トッレ
   [パレルモ]

 戦争のリハーサル Teatro di guerra (1998)
   監督:マリオ・マルトーネ (「ナポリの数学者の死」)
   [ナポリ]

 笑う男 Tu ridi (1998)
   監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ
   [ローマ、シチリア]

 ラジオフレッチャ Radiofreccia (1998)
   監督:ルチアーノ・リガブエ監督 (ロック歌手リガブエの監督デビュー作)
   [コレッジョ、リオ・サリチェート (エミリア・ロマーニャ)]

 乳母 La balia (1999)
   監督:マルコ・ベロッキオ (「ポケットの中の握り拳」)
   [ローマ、フラスカーティ]

 聖アントニオと盗人たち La lingua del santo (2000)
   監督:カルロ・マッツァクラーティ (「イタリアの夜」:ナンニ・モレッティ製作)
   [パドヴァ]

 血の記憶 Sangue vivo (2000) 11月に公開
   監督:エドアルド・ウィンスピア
   [プーリア州]

ギリシャに近い地方で方言が強く、イタリア公開時に半分ほどイタリア語字幕が付いたとのこと。

ペッピーノの百歩 I cento passi (2000)
  監督:マルコ・トゥーリオ・ジョルダーナ
   [シチリア]

TOP

3) 「ジュゼッペ・トルナト―レの世界」 (東京都写真美術館で行われる関連企画)
  東京都写真美術館で「トルナト―レのミニ回顧上映会」が行わます。

上映スケジュール
  ・4/14−20 『ニュー・シネマ・パラダイス
  ・4/21−27 『記憶の扉』
  ・4/28−5/4『ニュー・シネマ・パラダイス完全オリジナル版』
  ・5/5−11  『明日を夢見て
  ・5/12−18 『海の上のピアニスト
プレミアム試写会
  ・5/19    『トルナト―レのシシリアで見た夢』『マレーナ
  (往復はがきにて応募.定員を越える場合は抽選)
会場 東京都写真美術館1ホール
主催 「ジュゼッペ・トルナト―レの世界」上映実行委員会
後援 イタリア大使館、「ジュゼッペ・トルナト―レの世界」財団、イタリア政府観光局
会場へのアクセス方法はこちらのサイトで→ 東京都写真美術館

TOP

4) ヴィットリオ・デ・シーカについての講演(会議?)

詳細は未確認なのですが、日本におけるイタリア年イヴェントの一環として、二つの映画祭に加えてヴィットリオ・デ・シーカについての講演(会議?)が下記日程で予定されている模様です。

期間:7月6〜15日
場所:沖縄キリスト教短期大学
主催:沖縄イタリアカルチャークラブ

10日間の予定なので、おそらく作品上映も期待できるかもしれません。

TOP

5) 「イタリア映画上映会「VIVA!FELLINI」 ---- 旅と芸術と、甘い生活 
       (東京都写真美術館で行われる関連企画)

       フェリーニの1950年代に製作された3作品をニュー・プリント連続上映。

 青春群像 I vitelloni (1953)

海辺の地方都市を舞台に失業中の若者グループの生活を描いた青春映画。作家志望の主人公がっ故郷を捨てて旅立つストーリーから、フェリーニの自伝的要素が強い作品と言われている。ヴェネツィア映画祭で銀獅子賞に輝き、世界的な成功をおさめた最初の作品となった。

 カビリアの夜 Le notti di Cabiria (1957)

お人好しの娼婦が、男たちに騙されながらも、その献身的なまでの純粋さで生きていく姿を描いた名作。主役であり妻であるジュリエッタ・マッシーナの魅力を最大限に引き出し、〈魂の救済〉をテーマにした三部作の最終章を飾る。アカデミー賞外国語映画賞受賞。

 甘い生活 La dolce vita (1960)

上昇志向の強い青年ジャーナリストが、ゴシップ記事を売り物にしながら、ローマの上流社会の退廃的な生活に溺れていく様子を描いた超大作。この作品も監督の自伝的要素が強く、主役のマルチェロ・マストロヤンニは〈フェリーニの分身〉とまで言われた。

※ 各作品の紹介は東京都写真美術館発行のチラシから引用

会場 東京都写真美術館1Fホール
会期 2001年10月6日(土)〜11月4日(日)
主催 「VIVA! ITALIA展」実行委員会
後援 イタリア大使館・「日本におけるイタリア2001年」財団・イタリア文化会館
    イタリア政府観光局・産経新聞社・NHK情報ネットワーク
企画構成 東京都写真美術館
協賛 資生堂・ザジ・フィルムズ

今回の映画上映は、同時期に開催されるイタリアの写真展の関連企画ですので、写真展についても簡単にご紹介しておきます。

VIVA! ITALIA  ―イタリアに魅せられた写真家たち展―
Masterworks from the Collection of the Tokyo Metropolitan Museum of Photography

会期=2001年10月6日(土)〜11月4日(日)
会場=東京都写真美術館3F展示室

東京都写真美術館が誇る国際的な写真コレクションの中から、著名な日本人の写真家たちによる、イタリアをモチーフとした芸術写真約150点を選出し、展示する。

第1部 イタリア紀行:Viaggio in Italia---Italian Journey
1) 木村伊兵衛「ローマ」 (1954年、ローマ)
2) 渡辺義雄 「イタリア」(1956年、ローマ、フィレンツェ、ミラノ、バチカン、ベニス、アッシジ、サルディーニャ他) 
3) 川田喜久治「『聖なる世界』ボマルツォ」(1966-69年、ボマルツォ)
4) 原 直久 「イタリア山岳丘上都市」(1977-90年、ペルージャ、マテーラ、ラグーザ、シエナ他)
5) 奈良原一高「ヴェネチアの夜」(1978-86年、ベニス)
6) 沢渡 朔 「『ナディア』イタリア旅行」(1971−72年、ベニス、リド、ローマ)

第2部 アーティストの部屋: Studio degli Artisti---Studio of the Artists
7) 安齋重男 「イタリアのアーティストたち」(1970―90年代)
8) 木之下晃 「イタリアのマエストロ」(1990年代)

観覧料
・展覧会  一般  500円  小・中・高学生  250円
・上映会  一般 1500円  小・中学生   1300円
・セット券 一般のみ   1600円 

TOP

6) 2001 Vittorio De Sica in Giappone

期間:7月7〜15日
主催:STUDIO L'ITALIA
映画上映会場:STUDIO L'ITALIA

7月7日(土)
デシーカの誕生日を記念してレストランで軽食パーティーと映画に関するリポートが行われます。
料金3000円(パーティー代+映画リポート+映画一回分)
8日(日)10:30 靴磨き
     16:00デシーカの映画経歴
     18:30自転車泥棒
9日(月)16:00靴みがき
     18:30子供たちは見ている
10日(火)10:30 屋根
      16:00子供たちは見ている
      18:30*終着駅
11日(水)10:30*終着駅
      16:00**La Ciociara
      18:30屋根
12日(木)16:00昨日 今日 明日
      18:30**La Ciociara
13日(金)10:30ひまわり
      16:00ああ結婚
      18:30昨日 今日 明日
14日(土)10:30ああ結婚
      16:00昨日 今日 明日
      18:30**Il Giardino dei Finzi-Contini
15日(日)10:30ひまわり
      16:00パンと恋と夢
      18:30**パンと恋と夢
* 英語で日本語字幕
**イタリア語で英語の字幕

TOP

7) 珠玉のイタリア映画会〜「ボローニャ・ブックフェアinいたばし」

イタリア・ボローニャで開催されている「ボローニャ国際児童図書展」から板橋区に寄贈された世界各国の絵本を展示するイベント「ボローニャ・ブックフェアinいたばし」で、今年は、図書館所蔵のイタリア映画を上映する映画会も開催されます。

日時:2001年7月20日(金)〜24日(火) 10時〜19時
場所:成増アクトホール (区立成増区民センター)4階・5階
    板橋区成増3−11−3−405
    (交通)
    ・東武東上線成増駅下車1分
    ・営団地下鉄有楽町線営団成増駅下車3分
入場料:無料
     各回先着50名(事前の予約等はできません)

上映日程
 7月20日 「自転車泥棒」
 7月21日 子供向け「世界絵本箱16 あつがりカバ〜ほか」
       「ストロンボリ」
 7月22日 「郵便配達は二度ベルを鳴らす」
 7月23日 「夏の嵐」
       子供向け「世界名作アニメ〜ピノキオの冒険〜」
       「イタリア旅行」
       「屋根」
 7月24日 「道」
       子供向け「世界絵本箱6 まほうつかいのノナばあさん〜ほか」
       「殺し」
       「現金に手を出すな」

※ 以上の上映予定作品は変更になる場合もあります。
※ 7月20日〜22日の日中は会場をイタリアをテーマとした講演会並びに講座終了後の上映になりますので、「夕方のみ」の上映となります。
※ 各回の上映開始時間については、当日の事業実施状況などで変動する場合がありますので当日会場にてご確認ください。

いたばしくの図書館ホームページ

(Gsさん/TAEMIさん/Gattaさん/H-Snowさん/sabatiniさん/東京都写真美術館学芸課/板橋区中央図書館/きみち)

TOP